プラトニック・ラブ!?で始まる哲学講座
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プラトニック・ラブ!?で始まる哲学講座
―『もし腐女子の女子高生がミシェル・フーコー『性の歴史』を読んだら』(略称:もしフコ)序章―

 薄暗い社会科教員室のなかで、見瀬風子は意を決し、頭を下げて教えを請うた。
 「この本のことを教えてください!」
 倫理社会科教員、和田は目をぎょっと見開いた一瞬後で言った。
 「ヤだ。」

 その前日、見瀬風子は一緒に帰る連れもなく、高校からすぐの書店に赴いた。店の奥、あごの細い男子が隣り合って描かれている表紙の新書版小説ばかりが並んだ一角で、かれこれ十数分は本をとっかえひっかえしつつ、表紙をあらため、ページをめくっては元に戻すという動きを繰り返していたので、店員から警戒の一瞥を投げかけられると彼女の頬は紅潮して手足の動きもこわばる。
 (何か…、買わなきゃ……。)
 気弱な客がコンビニに入ったときに感じるような強迫観念の下、本を漁る彼女の周りにはいつしか客も店員もいなくなっていた。
 次のを手に取ろうとした瞬間、白い、華奢な手が背表紙の前を横切ったかと思うと、見瀬風子の手首をぱっと掴んだので、本は平置きの束の上に落ちた。引き寄せられた方を見る間もなく、目の前が暗くなってくちびるになにかやわらかいものが触れたのを感じた。10秒ぐらい息も止まって何も考えられなかったが、目の前の少年が顔を離すと、やっとなにをされていたかを理解して彼女は耳の先まで血流がめぐって、心臓の鼓動の音まで聞こえてきた。
 目の前の彼は、彼女にとっては小説の表紙の美男子たちがかすんで見えてくるほどの美少年で、彼女はそのことで再びなにも考えられなくなってぼーっと口を半開きにしていた。ふと気づくと物憂げな表情だった彼がぼそっと、「なにがそんなに恐いんだ?」と問いかけて、鼻を鳴らしたかと思うと、再び彼女の手を取って駆け出した。哲学書の棚の前まで来たら、これらの本の背表紙に彼女の指を押し付けて、彼の顔を見ようと横を向いたときには忽然と姿を消していた。

 早口で、行ったり来たりして取りとめのなかった彼女の発言を和田教諭が理解したとおりにまとめると以上の内容となり、何事かとそれなりにあいづちを入れながら傾聴の姿勢をとっていた彼がここまで理解したとき内心浮かんだフレーズは<それはひょっとして、あなたの想像上の少年なのではないのでしょうか?>というものだった。<春だしなぁ……>という内語のあとには思春期における幻聴や幻覚について以前なにか本で読んだ事例を思い出そうとしたが、すぐに果たせないのでそのうち思考も会話に引き戻されてしまった。

 「彼のお勧めの本だから読みたいの?」
 「この本を読んだら、彼の表情の意味がわかるような気がして……」
 「また、会えるかもしれないってわけか。」
 彼女はうつむく。
 「しかし、この本は激しく難しいぞ?」
 卓上にはミシェル・フーコーの『性の歴史』全3巻が鎮座していた。和田教諭が1冊ずつ取って、今まで田舎の書店でほこりをかぶっていたと思しき質感の表紙を眺める。
 「2500円、3000円、3000円、ざっと概算して8500円か。よくこんな高い本、思い切って買ったな。」
 「……でも、1ページ目からよくわからないんです。」
 「俺だって読んだことないしな。」
 えっ、と見瀬風子が声を上げる。
 「悪いか?」
 和田教諭がにやっと笑うと、彼女はぶるぶると首を横に振る。
 「倫理の先生だってな、すべての哲学書を玩味熟読してるわけじゃあないんだ。もちろん、作者や本の名前は聞いたことがあるが……」
と言いながら、和田教諭は高速で目の前の本のページを繰っていく。
 「哲学なんてぇのは教えられるもんじゃない。自分が不思議に思った疑問や、他の人の難しい本をどこまでも自分の力で考えていくもんだ。だから、授業のように簡単にこの人はこんなことを言った人ですぅー、なんて教えてやるわけにはいかない。」
 あっ、と言った見瀬風子が「どうすればいいですか?」と問うと、和田教諭は「そうだな……。じゃ、テストってわけじゃないが……。」と言って、何かを思い出そうと時間を置く。
 「図書室の岩波文庫の棚に、プラトンの『饗宴』っていう本がある。漢字が難しいぞ。キョウエンのキョウの字は故郷の郷に、食べると書く。エンは宴。ウかんむりに日を書いて女だ。」
 見瀬風子は持ってきたノートに書名を書き付ける。
 「古代ギリシャですか?」
 「ああ、1巻には出てこないが、今見てみたら後の方の巻には出てくるみたいだしな。これを読んでみて、どこまでわかったか話してみろ。それで俺も読むかどうか決める。」
 ぱっと表情が明るくなる。
 「ありがとうございますっ!」
 「本の場所がわからなかったら、当番の図書委員に訊け。じゃ、また読んだら来い。」
 ありがとうございますを連呼しつつ後ろ向きに部屋を飛び出していこうとする見瀬風子に和田教諭は
 「ああ、今日のお前の話、話す相手を選んだほうがいいと思うぞ?いろんな意味で。」
と忠告すると、
 「大丈夫ですよぉー、ホモが嫌いな女子なんかいないんですしー。」
と言い残して、彼女は小走りに行ってしまった。
 意味わかんねぇよとつぶやきつつ、彼女が置いて行ってしまった3冊の本にしばらく目を落としていた和田教諭は机上の2人の人物の写真を見やった。
 「伝説の……教師、か。」

 図書室で文庫の集まる書棚を見つけた見瀬風子はまず岩波文庫のコーナーはとうろうろしていると、後ろから声をかけられた。
 「なにをお探し?」
 振り返ると、髪をロングにした女子が立っていた。
 「岩波文庫の『饗宴』っていう本を。」
 「なら、その裏。」
 書棚の裏面に独特のカラーリングの文庫が並んでいた。目的の本は下に青い色帯が印刷されたカバーのが固まった一角にあり、さっそく貸出カードと貸出票に記入しようとカウンターに行くと、さっきの女子が座っていた。
 黙々と貸出作業が進み、最後に本を手渡す段になって図書委員は見瀬風子の目をじっと見据えた。
 「……この時代の人はお話の世界のことを本気で信じているけど、科学も、数学も、論理もきちんと自前のものを持っていた人たち。単に文字が並んでるんじゃなくて、恋人に宛てた手紙じゃないけど、すごく伝えたいことがあって書かれたものなんだから、昔の人の心になりきって、わかってあげようとしなきゃ、だめよ。」
 突然の話に目をしばたたかせた見瀬風子だったが、ほほえんで
 「うん、ありがとう!」
と言って、本を受け取り図書室を後にした。
 <3年生かなぁ……。>
 彼女は図書館をそんなに利用しているとは言えず、初めて図書委員から親しげに声をかけられたのだ。
 夕焼けを背にしたカウンターで長い髪の図書委員が貸出票を持って、大振りな字に目を落とす。
 「……見瀬……風子……。」

 翌日、社会科教員室。
 「ほう、もう読んできたか。」
 和田教諭が感心する。
 「解説が難しくて、2回読まないとわからないところもあったんですけど、本文に入ったらどんどん読めちゃいました。」
 「高校から岩波文庫を読む奴も珍しくなってきたからなー。図書室のコーナーも宝の持ち腐れになってたし、偉い、偉い。で、感想とか思ったことをさっそく言ってもらおうか。」
 見瀬風子は持ってきたノートを開く。
 「最初は変な慣習と神話の話だらけでびっくりしましたけど、そういうものなんだって思っていたら慣れました。でも、お酒を飲みながら演説しなきゃならないなんて、大変ですよね。」
 「表紙に書いてあるように『シュンポシオン』とは一緒に飲むくらいの意味らしいんだが、今じゃシンポジウムという言葉になってる。神話みたいなお話を持っている民族は多いんだけど、人の力ではどうにもならない自然現象についてなにか説明を与えないと不安だからって神様が怒ったからこうなったんだともっともらしいお話が作られた、云々ということはものの本によく書いてあるが、俺にはよくわからん。まぁ、世界の解釈の仕方だな。俺たちがこの世の物質が分子とか原子とかで構成されてるし、大地は実は球体で太陽の周りを回っているなんてことを自力で証明もしないで信じているのも、同じことかもしれん。そういった状況に飽き足らず、論理で問題を考える奴が出てくる。愛の神、エロスを賛美する演説を聴いてきて、今までの奴らは弁舌の技を披露しているのであって、なにか論理的に考えたことを言っているのではないってソクラテスも最初に言ってたよな。」
 見瀬風子はうなづく。
 「ただ、そのお話も面白くて、アリストファネスさんが言っていた男女って、すごいですよね。」
 「アンドロギュヌスだな。」
 「昔は男と女だけじゃなくて、男と女が背中でくっついてる、腕が4本、足が4本、目も耳も4つ、口が2つの力の強い第3の性の人がいて、力が強すぎて神に挑戦したから2つに割って、魚の開きみたいにしたところでそれをいつまでも思い出すように傷口が前に来るように縫い合わせてやったら、お互い抱きついていてもあそことあそこがそっぽを向いていてただ動けなって死ぬ人が続出したから、あそことあそこが前にくるように改造したって言うんですからエグいですよねー。しかも、その子孫は性欲が強いっていうんだから……。」
 「女の子がそんなことを言うもんじゃありません!」
 「私、全然大丈夫なんで気にしなくていいですよ。」
 「こっちが気にするんだよ!」
 「あと、若きソクラテスと巫女ディオティマの語らいも素敵でしたねー。愛の秘密を教えあうなんて……。」
 「ううむ、そりゃ誤解なんじゃないか。エロスの力で一つの肉体の美を愛し、その愛はあらゆる肉体の美にも拡大可能で、それが職業、学問にも向かい、美に向かう認識にさえ到達できる、ということを指して秘儀と言っているわけで、2人で怪しいことをやってるわけじゃないぞ。
 しばしの、沈黙の後、和田教諭が
 「お前、もういっぺん読み直して来い!」
厳命すると、彼女は、ええー、と落胆の表情を浮かべる。
 「まぁ、お前さんが文字が読めるということはわかったし、いまどき岩波を読もうと言う女子高生も貴重だから、それに免じてお前も読んでくるというなら『性の歴史』、助言ぐらいはしてやらんでもない。」
と言って、ほらよっと3冊の本を投げて渡した。 (序章 終)
plusinquotes 
http://d.hatena.ne.jp/plusinquotes/
2010年12月31日(金)23時57分 公開
■この作品の著作権はplusinquotesさんにあります。無断転載は禁止です。

■作者からのメッセージ
 投稿すると言った公約を実現せんがため、30・31日で書き上げました。
 小説を書いたのは小学校ぶり。大変な精進が必要だなと思い知りました。ただ、書かないとうまくならないだろうから、今回は企画によって背中を押していただき本当にありがとうございました。
 お目汚しとは思いますが、なにとぞよろしくお願いします。


この作品の感想をお寄せください。

2011年04月03日(日)23時31分 ソフィー  +10点
はじめまして。
なかなかおもしろかったと思います^^
できれば完結版読んでみたかったです。
126

pass
2011年02月15日(火)22時05分 真柴竹門  +10点
どうも、真柴竹門です。かなり急いで感想を書いておりますので、おかしな点は全て私のミスですから気にしないで下さい。

文章はサラサラと読み易いです。また和田教諭が「性の歴史」を読んだ事がないってのはクスリと笑いました。まあ当然といえば当然ですね、全哲学書を読了なんて不可能のは。
「……見瀬……風子……。」「伝説の……教師、か。」……溜めに溜めまくってますなあ。なのに(序章 終)ですか。しかもホモネタあるのに、題名はプラトニック・ラブ。……あ、いやまあ、性差別はいけませんよね。
こう、長編小説の一遍を破いて持って来たような短編でした。まあ、これからも頑張りま賞ってことで。いや、嘘です。メッチャ短いけど、一応小説って形になってますもの。ええ。

点数は十点にします。それでは、どうもありがとうございました。

119

pass
2011年01月16日(日)16時20分 魚  -10点
句読点が多くて、一行一行が長くて読みにくかったです。
途中で終わるのもマイナスです。
とつぜん、違う本を読めという展開になって、よくわかりませんでした。続きを読みたいと思わせる工夫が必要だと思いました。
123

pass
2011年01月12日(水)00時07分 plusinquotes  作者レス
開蔵さま>

 深く読み込んでいただき、本当にありがとうございます。

>はたして見瀬ちゃんにとってヒゲはどうなんだろう、そもそもハゲは。

 おそらく、アリです。そういう意味で違いのわかる人間です、彼女は。
もしよろしければ、こちらなどを……
(d.hatena.ne.jp/plusinquotes/20081128/p1)

>>店員から警戒の一瞥
>監視を示唆しているのかな、と思ったり。権力構造における腐女子の位置づけは、
>腐女子という種そのものが性の違反(同性愛)と切り離せぬだけに厳しいものがありますね。
>その点を、強者(バンピー)に対する弱者の怨念を添えて可笑しく描いていけそうな気もします。

 すばらしい示唆をいただきました。確かにそうすれば実際の問題も描けて、しかも深まるように思います(冒頭で登場人物がほぼ出尽くすような、狭い世界で淡々とやっていくのだと漠然と思っていたので……)。

>>「ああ、今日のお前の話、話す相手を選んだほうがいいと思うぞ?いろんな意味で。」
>>「大丈夫ですよぉー、ホモが嫌いな女子なんかいないんですしー。」
>「今日のお前の話」って、見瀬ちゃんが美少年にキッスされて『性の歴史』をプッシュされたことですよね。
>ここにホモが関係あるとは思えなくて、意味があまり分かりませんでした。美少年はともかく、キッスは違うしなぁって。
>フーコーやその思想に同性愛は関わってきますが、それをあの場面で「今日のお前の話」と読むのは難しいなぁと。
>「げんしけん」ネタ少し無理に入れてるような感じもします。
>最終的には、見瀬ちゃんは混乱状態から脱してないのかな、と解釈しました。

 おっしゃるとおりで。混乱(というか興奮も)したままでしょうし、この人はあまり最初わかりがよくないし(2度、3度やって、やっと、ああとなる)、そもそも人の話をあまり聞かない性向があるのだと解釈いただければ幸いです(そもそも、それがすっと入る表現でなければならないのですが……。申し訳ないです)

>>振り返ると、髪をロングにした女子が立っていた。
>この女子を最初に眼にしたまさにそのとき、見瀬ちゃんはどう思ったのかなぁと気になりました。

 ですよね。今言われると、すっごくよくわかります。

>「その綺麗な顔をふっとばしてやりたい!」、そんな悪い第一印象から徐々に変化していく、
>といった古典的な展開ではないようですので、どういう形で山と谷を作るか、とても気になります。
>しかし、お礼もハキハキ言ってるし、見瀬ちゃんは私が思っていたよりも明るく外向的なのかもしれませんね。

 そういうところもあるとは思うのですが、あの図書委員が消え入りそうな存在感しかなかった、ということをもっとよく書いておくべきでした。気配がないので声をかけられないと気付かないし、もし気付いても夢でも見ているように「この人、誰?」などと警戒することなく存在を当然のように受け入れている、といった感じ。

>それともこれからさらに腐化していくのでしょうか。
>フーコーを通して性を肯定し、段々と明るくなっていくのかな、と最初は思ったのですが。

 彼女は現時点で明るくはあれど、ある局面になると極端に挙動不審になる、恐れの強い人間だと思っています。そうしたこだわりが考えることでだんだんと解けていくというものにできればなと思っています。遠大な目標ですが、耳年増な内容を扱った『アリーテ姫』(片渕須直監督)にできればなと。

>また、図書委員の女子はレズで、見瀬ちゃんは百合の咲く世界へ自らを投じていくことになるのでしょうか。
>なんだかいっぱい予測しちゃってますね。そうです。私、今作の先がちょっと楽しみになってます。
>もっともっと面白くなる可能性を秘めていると思いましたので。

 ありがとうございます。図書委員は……意味は若干異なりますが、多少はそういう展開になっていくでしょうね。
 腐女子という存在をもっと研究しなければならないのですが、どうやら「やおい穴」という概念が存在するらしいことや、萌えオタである我が身を鑑みるに、投射する鏡、メディア、機械といったものを介してアニムスやアニマを愛でているように思えるのです(cf.西垣通『デジタル・ナルシス』)。
自分が同性愛者であることに苦しみ、格闘していくフーコーと、イメージと戯れる風子ちゃんとではその切実さが違ってくるのは当然ですが、それでもフーコーのメッセージが彼女を自由に解き放つべく触発はしてくれるだろうと期待しているところです。貴意に添えるよう、がんばっていきます。

pass
2011年01月11日(火)20時24分 開蔵  0点
「ゲイ(レズ)になれ」の人ktkr。権力や支配構造を下からガチュンガチュン突き上げていこうぜ的で、カッコいいですよね。
某大野さん的にはフーコーにヒゲがあればベターなのでしょうが、
はたして見瀬ちゃんにとってヒゲはどうなんだろう、そもそもハゲは。

>店員から警戒の一瞥
監視を示唆しているのかな、と思ったり。権力構造における腐女子の位置づけは、
腐女子という種そのものが性の違反(同性愛)と切り離せぬだけに厳しいものがありますね。
その点を、強者(バンピー)に対する弱者の怨念を添えて可笑しく描いていけそうな気もします。

>「ああ、今日のお前の話、話す相手を選んだほうがいいと思うぞ?いろんな意味で。」
>「大丈夫ですよぉー、ホモが嫌いな女子なんかいないんですしー。」
「今日のお前の話」って、見瀬ちゃんが美少年にキッスされて『性の歴史』をプッシュされたことですよね。
ここにホモが関係あるとは思えなくて、意味があまり分かりませんでした。美少年はともかく、キッスは違うしなぁって。
フーコーやその思想に同性愛は関わってきますが、それをあの場面で「今日のお前の話」と読むのは難しいなぁと。
「げんしけん」ネタ少し無理に入れてるような感じもします。
最終的には、見瀬ちゃんは混乱状態から脱してないのかな、と解釈しました。

>振り返ると、髪をロングにした女子が立っていた。
この女子を最初に眼にしたまさにそのとき、見瀬ちゃんはどう思ったのかなぁと気になりました。
「その綺麗な顔をふっとばしてやりたい!」、そんな悪い第一印象から徐々に変化していく、
といった古典的な展開ではないようですので、どういう形で山と谷を作るか、とても気になります。
しかし、お礼もハキハキ言ってるし、見瀬ちゃんは私が思っていたよりも明るく外向的なのかもしれませんね。
それともこれからさらに腐化していくのでしょうか。
フーコーを通して性を肯定し、段々と明るくなっていくのかな、と最初は思ったのですが。

また、図書委員の女子はレズで、見瀬ちゃんは百合の咲く世界へ自らを投じていくことになるのでしょうか。
なんだかいっぱい予測しちゃってますね。そうです。私、今作の先がちょっと楽しみになってます。
もっともっと面白くなる可能性を秘めていると思いましたので。
122

pass
2011年01月02日(日)22時28分 plusinquotes  作者レス
いもさま>

 作者でございます。消化不良の読みにくい文章につきあっていただき、ありがとうございました。また、大変申し訳ありません。

 できた合間の時間で自分の頭のなかのイメージをどうにか文字に定着させようと数日がんばった、まことに入門者も入門者の作品です。ご指摘を受け、自分の眼前に「図書委員」の言葉を突きつけられたように思っています。

 作品を読んでここまで親身になって叱ってくださる方がいらっしゃったことに、ならばなぜもっときちんと作品を書いてこなかったのか、そうしたらもっと深まったやりとりができたろうにと後悔しているところです。

 今となってはこの欄においては手遅れですが、その一方でこの作品はどのような形であれきちんと終幕まで1本書き上げようと計画しておりますので、これに懲りず、よくなったか見てやろうということになりましたら、そのうち拙ブログまでおいでいただければ幸いです。

pass
2011年01月02日(日)22時16分 plusinquotes  作者レス
折伏ぬゐさま>

 作者です。お読みいただきありがとうございました。

 あと、明けましておめでとうございます。おそらく、作品をほぼ同時に投稿したことになっていますが、その作品にかけた労力と時間を比べるに、大変恥ずかしい思いをしています。

 キャラクターをほめていただいてありがとうございます。自分にまったくないキャラクターよりも、自分に似たキャラクターの方がやはり書けるし、動いてくれるものだと自分なりに思い知ったところです。

 ぶつ切り感についてはなんとも言い訳のしようがなく。もう、コンテストの審査に差し出したものですから、これからこの欄に加筆修正を加えるということはしませんが、ただ、これからこの序章の増補を含めて続きを自分のブログで書き継いで、1年くらいで完結させたいと思っておりますので、もし読んでやろうということでしたらそちらもよろしくお願いします!

pass
2011年01月02日(日)05時00分 いも M8vT5jA.U. -10点
何が言いたいのか、何がしたいのか、よく分からない・・・

>図書室の岩波文庫の棚に、プラトンの『饗宴』っていう本がある。
>(中略)
>ああ、1巻には出てこないが、今見てみたら後の方の巻には出てくるみたいだしな。
>これを読んでみて、どこまでわかったか話してみろ。
>それで俺も読むかどうか決める。
これは、『性の歴史』の中に『饗宴』についての言及があるので、とりあえずそれを風子が読んでみて、風子の読解のレベルを測った上で、(解説をするために)教諭が『性の歴史』を読むかどうか決める、という意味でいいですか? (それくらいじゃないと、論理が通らない)
最初読んだとき、意味不明すぎでした。
何でここで『饗宴』や岩波文庫の話が出てくるのかと。
色々と省略されすぎ and/or 記述の順番がおかしすぎでしょう。

以下、推敲。

......和田教諭は「そうだな……じゃ、テストってわけじゃないが……」と言って、何かを思い出そうと時間を置く。
「この『性の歴史』には、プラトンの『饗宴』っていう作品が出てきていたはずだ。まずはこれを読んでみろ。話はそれからだ。お前がこれを読んで全然理解が出来ていないようだったら、『性の歴史』なんていくら説明しても伝わらん」
「キョウ……エン……?」
「あー、キョウエンのキョウの字は故郷の郷に、食べると書く。エンは宴。ウかんむりに日を書いて女だ。授業でちょっと出てきただろ?」
「古代ギリシャ、ですか?」
「そうだ。確か、図書館の岩波文庫の棚にあったはずだ。まずはそれを読んで、どこまで分かったか話してみろ。お前に十分な理解力があると分かったら、俺も『性の歴史』を読んでやるよ」
風子の表情がぱっと明るくなる。......

あと、序章・終、なのでしょうがないのでしょうが、伏線はって回収出来ていないところも、あまり褒められたものじゃ・・・

138

pass
2011年01月01日(土)01時23分 折伏ぬゐ 3zzXlUmpzE +10点
はじめましてplusinquotesさん。ぬゐというものです。作品読ませて頂きました。あ、あけましておめでとうございます(笑)


和田教諭のキャラが好きになりました。説明もわかりやすかったです。

それだけに、後半の失速感と物語の途中でブッツリ切れてしまっているところが残念です。消化不良と言いますか……。序章ということですが、全編読んでみたかったですね。


以上、粗末ながら感想でした。ではまた。
123

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合計 6人 10点


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